身長を伸ばすのに必要な栄養:ビタミン

身長を伸ばすためには様々な栄養が欠かせませんが、その中でもビタミンもまた身長を伸ばすためにはとても重要な役割を果たしています。
ビタミンも身長を伸ばすためには必要だったの?とビックリされる方も多いかもしれません。
そんなビタミンがどうして、身長を伸ばすために欠かせないのか、その理由を詳しくご紹介していきます

ビタミンにも種類がたくさんある!


私たちが生きていくうえでビタミンは必要不可欠な栄養です。
ビタミンはご存知のとおり、種類がたくさんあります。
ビタミンは水に溶けやすい水溶性ビタミン、油に溶けやすい脂溶性ビタミンがあり、全13種類のビタミンが存在します。
その中でも身長を伸ばすためには欠かせないビタミンは1つではなく、全部で5つあります。
身長を伸ばすために必要なビタミンとしては
ビタミンD、ビタミンC、ビタミンK、ビタミンB6、ビタミンB12があります。
それぞれ、背を伸ばすには欠かせないのですが、働きが異なります。
それぞれどのように身長を伸ばすのに関与していくのでしょうか?
詳しくみていきましょう。

カルシウム吸収に必須のビタミン、ビタミンDとは?


ビタミンDは最も身長を伸ばすのに関係しているビタミンで、カルシウムの吸収効率を上昇させる働きがあります。またビタミンDには骨を作る骨芽細胞を活性化させる働きもあります。
身長を伸ばす栄養素として代表的なカルシウムですが、実はカルシウムだけでは身長を伸ばすことはできません。
身長を伸ばすのに欠かすことができないビタミンが、ビタミンDです。
ビタミンDは身長を伸ばすために、重要な役割を担っています。
カルシウムは小腸で吸収され、体内に吸収されるのですが、そのときにビタミンDがカルシウムと結合することによってカルシウムの吸収が促進されます。
カルシウム単体では80%が体外に排泄されることもあります。
ビタミンDが不足すると、骨軟化症や骨粗鬆症になります。
特に子供の場合は、ビタミンD不足によって筋肉の痛みや骨に痛みがでてしまう「くる病」のリスクが上昇します。
さらにビタミンDそのものに骨芽細胞を活性化して骨形成を促す働きがあります。
ビタミンDはしいたけや魚に多く含まれており食事から積極的に摂取することが大切です。
また日光を浴びることでも合成できるビタミンなので、屋外で運動することもビタミンDを体内で合成するためには大切です。

元気になるだけじゃない!ビタミンCも身長を伸ばすためには欠かせない!


風邪を引いたらビタミンCをたくさん摂取しなくちゃ!というテレビコマーシャルを見たことがあるかと思いますが、ビタミンCの働きはそれだけではありません。
ビタミンCは、骨に柔軟性を与えて丈夫にするコラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。
直接、骨を強くするわけではありませんが、ビタミンCが欠乏すると、コラーゲンの生成量が減少し、骨が弱くなってしまい、身長を伸ばすことができません。
ビタミンCは間接的に骨を丈夫にするのにかかわっているということです。

骨が溶けるのを防ぐ!ビタミンKも大切


ビタミンKは骨の代謝を調整する働きがあります。
ビタミンKは、骨からカルシウムが溶けてしまうのを抑制して、骨を丈夫にする役割を持っているので、不足してしまうと、どんどん骨からカルシウムが溶けてしまいます。
このように、ビタミンKは、骨にカルシウムを沈着させ、丈夫な骨を作る働きがあるのです。
骨は、コラーゲンにカルシウムやマグネシウム、リンなどが、沈着することによってできています。
このときビタミンKは、コラーゲンとカルシウムを結び付ける働きをし、骨からカルシウムが溶け出すのを防いでくれています。
こういった働きを利用して、ビタミンKは最近では、骨粗しょう症の患者さんの治療にも使われているくらいです。
ですので、骨を丈夫にしてしっかりと身長を伸ばすためにも、ビタミンKは欠かせないビタミンなのです。

成長ホルモン分泌に欠かせないビタミンB6


成長ホルモンがしっかりと分泌されることで、身長が伸びます。
その身長を伸ばすために、アルギニンが成長ホルモンの分泌を活発化させます。
そんなアルギニンの合成をサポートしてくれるのがビタミンB6です。
身長を伸ばすためにアルギンばかり摂取してもビタミンB6が足りていなければ、成長ホルモンの分泌を促すことはできません。
成長サプリメントの中で、成長ホルモンの分泌を促すために「アルギニン」をたくさん配合しているものがあります。
確かにアルギニンは成長ホルモンの分泌を抑制するソマトスタチンというホルモンの分泌を抑制することによって、成長ホルモンの分泌が促されます。
ですが、アルギニンを単体で摂取しても、効果を発揮させることはできません。
アルギニンはもともと、吸収率が悪いアミノ酸です。
これはアルギニン自体が酸化しやすい性質があるからです。
そこで、アルギニンと一緒にぜひ摂取して欲しいのが「ビタミンB6」です。
ビタミンB6はタンパク質を分解、合成するサポートをする働きがあります。
アルギニンはアミノ酸ですが、アミノ酸というのはタンパク質が分解されて作られます。
ですので、たんぱく質を分解してアルギニンを合成する働きをサポートするビタミンB6は成長ホルモンの分泌には欠かせません。
またビタミンB6は神経伝達物質の合成にも関与しています。
神経伝達物質が合成されないと、神経が正常に働かなくなり、成長ホルモンの分泌が減少したり、乱れてしまいます。このように身長を伸ばすためにはビタミンB6は欠かせない栄養といえます。
成長ホルモンの分泌を促すのに、アルギニンばかり注目されがちですが、実はアルギニン単体で過剰に摂取しても、身長を伸ばす効率は悪いです。
より効率的に身長を伸ばすために、アルギニンだけでなく、ビタミンB6も重要なのです。

睡眠の質をアップ!ビタミンB12


身長を伸ばすには睡眠がとても重要です。寝ている間に成長ホルモンのおよそ7割が分泌されるからです。
そんな睡眠の質をアップさせて、背を伸ばすのに貢献してくれるのが、ビタミンB12です。
ビタミンB12には骨を丈夫にするコラーゲンの結合を強くする働きと、メラトニンというホルモンの分泌を促す作用があります。
メラトニンは、睡眠ホルモンであり、成長には欠かせない睡眠をとるためには欠かせません。
ですので、身長を伸ばすにはビタミンB12もしっかりと摂取させましょう。

このように身長を伸ばすためには5種類のビタミンが特に重要です。
これらのビタミンを積極的に摂取して、お子さんの身長を伸ばすサポートをしてあげましょう。