身長は遺伝によってどれくらい影響がでるのか?

身長は親による影響が強いと思っている方も多いかも知れません。実際にどれほど影響を受けるものなのでしょうか。身長が低い親から生まれてしまった場合は、身長に期待できないのでしょうか。詳しく解説します。

影響はあるが、必ずしも遺伝だけで決まるわけではない!

・遺伝による身長への影響は30%弱

身長への遺伝は影響されることになります。身長180センチの親から180センチの子供が生まれることは十分に考えられるのです。

しかし、身長に遺伝だけが全て関わっているわけではありません。あくまで一つの要素でしかないわけです。身長150センチ台の親から2メートルの子供が生まれル確率は少ないかもしれません。しかし、男性の平均身長である170センチ程度になることは十分に考えられるのです。

・昔の日本人と今の日本人の身長の差に注目しよう

身長に関する遺伝の影響は限定的である、と知ってもらうために注目してほしいのが、100年ほど前の女性の平均身長と男性の平均身長です。

【1900年の男女の平均身長】
・男性・・・160.9センチ
・女性・・・147.9センチ

かなり低い印象を受けるのではありませんか。

そしてその100年後の平均身長もチェックしましょう。

【2000年の男女の平均身長】
・男性・・・170.4センチ
・女性・・・158.2センチ

男性も女性も10センチ近く身長が高かくなったのが分かります。仮に遺伝が身長に大きく影響を与えるとしたら、身長がこれだけの短期間で大きく変わることはないでしょう。いまでも、100年前と同じ程度の身長になっているはずです。

・100年間で何が変わったのか?

食べ物の変化が非常に大きいです。100年前は肉を食べていないわけではありませんが、まだまだ量が少なかったのです。肉には豊富な栄養素がしっかりと含まれています。食べることで、効率的に身体に栄養が取り込めるわけです。

また、医療の革新といったものも見過ごせません。子供の時に病気の影響を受けてあまり活発に動けないと、身長にも悪影響が出ます。しかし、近年では医学も発達して、健康で過ごせる子供が増えてきました。その結果、身長の伸びを阻害されにくくなってきたのです。

結論!~身長は後天的要素が強い~


親が低身長だからといって子供が高身長を諦める必要はありません。しっかりと栄養を摂り、活発に運動することが高身長へとつながりますよ。